こんにちはWorld Hopperです。
飛行機旅行で最も恐ろしい事は欠航ですよね。
僕も空港に到着して、電光掲示板の「Cancelled」の文字をみてその場に崩れ落ちたことがあります。
徐々に近づいてきている台風19号ですが、
みなさまも万全の支度をして怪我のないようお過ごしください。
さて、ANAが本日12日の羽田、成田全便欠航を発表したのは
2日前の10日夕方16時ころです。
これを聞いてまず、「決断はやすぎー!!男前かっ!」
と思いました。全便って!!
普通欠航を発表した後、やっぱり運航します!と覆しませんし。
そこでその理由について自分なりに2点考えてみました。
1、乗客に早めに旅程変更してもらうため。
2日前に全便欠航!と発表すれば、乗客にとってもメリットがあります。
もちろん、「最後まであきらめず、ギリギリまで飛ぶ努力してくれよ!」
と思うのが本音です。
でも、空港についてからの欠航が1番ショック大きいですし、
いざ飛んでも目的地変更とか、待って待ってどこ行くの~!状態です。
2日前に決断することによって、「可能であれば旅程を11日に振り替えて下さい。」
という意図があったのではないかと思います。
それでも無理だよって人もたくさんいると思いますが、
ホテルのキャンセル等含めて2日前に決断してくれた事は良かったなと個人的に思います。
2、飛行機を守るため
正直これが本音でしょう。
ANAは去年の台風で猛反省しているであろう事があります。
それがこちらです。
(https://mainichi.jp/articles/20180905/ddm/001/040/161000c)
去年の台風で関空が大打撃を受けた時、ポツンと残されるANAの子たち。
飛行機好きとしては、涙がでそうなこの光景。
少なくともこの子たちはこの後、整備処置が行われすぐには飛べなかったのではと推測できます。
去年は関空でしたが、今回は台風の進路が本拠地である羽田と成田に向いています。
何もしなければ最悪何十機もの子たちが悲惨な目に!
ということで11日の夜、または12日の朝に飛行機を関東から逃がすのじゃないかと。
朝の羽田空港の時刻表を見てみたらこうなっていました。(10月12日)
おいおい搭乗終了って、飛んどるやんけ!!
と思いますが、時間が朝4時!!
なぜ搭乗終了になっているのかは分かりませんが、恐らく乗客はゼロ!
普段の便名で時間だけ早め北へ西へと子供たちが逃げて行ってます。
Flight Radar 24のアプリを見ていても、見慣れない便名が羽田から北へ西へ。
後は任せて、みんな逃げて!逃げてーー!!という感じです。
まぁこんな時でもホヌ君は笑ってるでしょうが。。
無理して飛んで、飛行機が故障してしまったら
結局台風通過後も欠航便が増えてしまうでしょうし、
今回の2日前判断は良かったのではないかと思っています。
もちろん予定が台無しになってしまうのは残念ですが、天候にはかないません。。
また台風が過ぎて、元気な飛行機たちを見れることを祈って、
週末はじっと、家の中で耐え忍びましょう。